書こう。 [雑談]

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どうして人は書くのだろう。

ある作家は言った。書くことでわたしは
心の中にある思いをかたちにしている。

ある学者は言った。書くことで私は
目の前にある世界を正しく理解している。

書くことで、人は自分と向き合い、
世界と向き合う。

人と世界を、ペンがつないでいる。

書こう。

(Pilot 宣伝文句より)



明日、卒業式があります。

いよいよ、僕も高校を卒業します。

学生生活が終わります。

4月からは社会人です。

僕の通う高校は進学校なので、ほとんどの人がまだ学生生活を続けますが、僕にはもう学生生活はありません。

高校では文学班に所属し、つい先日も卒業特別号(?)として小説を書きましたが、それもついに学生生活最後の作品となります。

僕の知り合いの小説を書いている方から頂いた手紙に、次のような言葉がありました。


“物書きのいいところは紙、鉛筆、そして勇気があればいつまでも続けられるという点です。”


僕の学生としての執筆活動はもう終わりかもしれませんが、この方のおっしゃるように小説は紙と鉛筆、そして勇気さえあればいつまでも続けられます。

そして上の文句にもあるように、書くということは自分、人、そして世界とつながるということです。

そんなわけで、自由に何でもできた学生生活こそ終わりましたが、今後もちょっとずつでも書くということを続けていきたいと思います。

最初に明日は卒業式だと書きましたが、そうこうしているうちにもう今日になってしまいました。

そういえば、僕は何か書くのには大抵万年筆を使っています。

なぜ万年筆なのかというと、万年筆は一度書いたものは書きなおせないからです。

修正液で消してしまうと、修正液の上はインクを弾いてしまうので書けず、修正テープでもペン先がテープを削ってしまうか、もしくは力を入れずに書くと線が途切れたり字が汚くなってしまったりします。

要は、後戻りができないんです。ひたすら前を見て、進むことしかできないんです。

僕は、後ろを振り返らずに生きていこうと思ってそんな万年筆を使用しているわけですが、果たして僕はこれまで振り返らずに生きてこれたのか、正直自信はありません。

学生生活に終止符を打つ今日(正確には31日ですけどね……)ですが、今回は後ろを振り返らずに巣立っていきたいです。








おまけ


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班室に置いてあった牛が日向ぼっこしてますw
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